テストでの実力をつけるには

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今日で冬季講習前半が終了しました。

そして、これは2015年の授業が終了したことにもなるわけです。

NEOに通っている生徒、保護者、先生、その他関わってくださっている方々、

本当にありがとうございます。

来年もよろしくお願いします。

 

さて、今回のテーマは「テストでの実力をつけるには」です。

 

この時期は、我がスクールネオに限らず、

どの塾でも「冬期講習」として授業をしていると思います。

中学1~2年生は学年末テストに向けて、

中学3年生は入試に向けて、

それぞれが「実力がつくように」勉学に励んでいることでしょう。

 

ただ、そもそも「実力」とは何なのか。

これは私個人の考えになってしまうかもしれませんが、

「結局は知識がベース」だと思います。

もちろん、数学は丸暗記だけでは解けませんし、

近年は理科や英語も

「頭の使い方」を見る問題が増えてきたのは重々承知です。

内容の根本理解が必要な時代になりました。

 

ただ、その「頭の使い方」や「理解」にも、

結局は前提となる知識が必要だったりします。

数学だって、公式を覚えていなかったら、いくら解き方を聞いても頭に入ってきません。

英語だって、単語と最低限の公式(「~er than」など)を覚えていなかったら、

長文問題や英作文問題に十分に立ち向かえるわけがないんです。

 

「暗記しとけば点数が取れる時代」が終わり、

「暗記しても点数が取れない時代」になったと思っている学生は少なくありません。

実際、そういう経験をしてきたんでしょうから、

そう考えてしまうのも頷けます。

 

でも、勘違いしてはいけません。

今は、「暗記した上で練習が必要な時代」なんです。

暗記をしなくていいわけではありません。

しかも、応用問題だって、ほとんどはパターンが決まっています。

「用語」を覚えるだけではなくて、「解き方」を覚えればいいだけです。

問題を見て、「解き方」の道筋が即答できればいいんです。

(もちろんパターンにない問題も存在するが、それは後回しでいい)

そういう意味で、暗記に貪欲であることは今の時代でも必要だと思います。

 

入試に取り組んでいる中学生を見ると、

たまに「テキストを解いて、答え合わせをしているだけ」という生徒を見ます。

それで果たして十分に「実力」がついているのでしょうか。

答えはNoです。

問題に間違えたのなら、

「何を覚えていたらできたのか」を考えて、すかさずノートに書き、

次までにしっかり暗記してくることが必要です。

途中から暗記量が点数に比例しなくなるでしょうが、

逆を言えば、途中までは比例するんです。

 

しばらくは「知識量=実力」だと思って、

それを溜める努力を続けてほしいです。

 

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総合学習塾スクールNEO
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