今日、街に出ていて、そこでの1コマ。

ティッシュ配りの人が、駅近くでティッシュを配っていて、ちょうど鼻がムズムズしていたので、目の前に出されたティッシュを普通に受け取ったのですが、配っていたお兄さんが「ナイス キャッチ!!」と言ってくれました。

それまで、あまり受け取ってくれる人がいなかったからなのか何なのかは分からないですが、ちょっと笑ってしまいました。

 

それからニヤニヤしつつ色々なことを考えました。

「ナイス キャッチ!」っていいですね。

 

 

ちょうど、4月の大変な時期に、講師メンバーでのミーティング中、話し合いが煮詰まったとき、杉﨑先生が、「キャッチボールでもしに行こう!!」と声をかけてくれたことがありました。

塾には城代先生が持ってきている野球セットがあるので、みんなで近くの公園に行き、キャッチボールをしました。

自分も一緒にしましたが、なかなか昔のようにはボールを投げたり受けたりできませんでした。

小1時間そこでキャッチ―ボールやら素振りやらをした後のミーティングは実に和やかで、まったく違う空気のなかで、話をすることが出来たことを思い出しました。

 

『コミュニケーションは言葉のキャッチボール』

というフレーズをよく聞きますが、非常によくできた言葉だなぁと、この時に実感させられました。

会話を受けたら、会話を返す、それがキャッチボール、なわけではありません。

020512

相手が受けやすい球を投げること。

相手が投げやすいところにミットを構えること。

相手の構えているミットに向けて投げること。

少しずつ難しいボールも投げてみること。

 

1球1球、ボールを受けては投げ返す中で、いろいろなことに気付かされたような気がします。

自分が受けやすいボールが、必ずしも相手の取りやすいボールではないかもしれない。

前までは、そのボールを取ることが好きだったかもしれないけど、今は違うかもしれない。

その時々、その瞬間に、しっかり見極めて届けること、受けることが大切なんだと感じました。

 

今よりもっと、多くの「ナイスキャッチ!」が溢れる塾にしていきたいです!

 

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