前回の記事では、下記の内容について記載しました。
・神奈川県の入試傾向
・まずは、勉強に対してポジティブなイメージを持つことが大事。
・そのために、NEO夏期合宿で「スペシャリストになろう!」を掲げた。
NEO夏期合宿のテーマは「スペシャリストになろう!」でしたが、
具体的にはどういうプログラムだったのか……。
簡単に言ってしまえば、「自分で目標を立てて、期限内で全力で取り組む!」といったところです。
「え? それだけ!?」と思うかもしれませんが、私はそれがかなり重要と考えています。
仕事も受験も、「限られた期間で目標に向かって努力する」のは同じです。
しかし、意外にもこの経験ができている生徒は多くありません。
こう言ってしまうと、「定期テストや部活でやりました」という方もでてくるでしょう。
でも、それは本当に、「目標」と「手段」が結びついている努力だったでしょうか。
漠然と「80点とる!」と言っても、何をすれば80点になるのか。
「部活で全国大会に出場する!」と言っても、何をすれば達成できるのか……。
後者であれば、習得しなければならない技術数をしっかりと割り出して、
そのための練習方法やスケジュールを考えたり、対戦相手の分析をする必要があるでしょう。
漠然と走り込みや筋トレだけをやっても達成できないことは明白です。
勉強も同じだと思います。
実際には、やろうとしても目標の分析ができなかったり、手段を考えるのが難しかったりします。
目標をきれいに立てられても、「気持ちの面で実行できなかった」というパターンもあるでしょう。
そんな背景を受けて、合宿は以下の構成としました。
第0フェーズ 最終目標・第Ⅱフェーズ目標・第Ⅰフェーズ目標の決定
第Ⅰフェーズ 勉強 + 運動 + テスト
第Ⅱフェーズ 勉強 + 運動 + クイズ大会 + テスト
第Ⅲフェーズ 勉強 + テスト
まず、合宿が始まる前に目標を立てておきます。
その際、通過点(第Ⅰフェーズ終了時・第Ⅱフェーズ終了時)の目標も立てておくことで、
最終目標までのプロセスがわかりやすいようにしました。
(具体的に、フェーズ毎のテストでどういうテストをして、何点とるのかを決めてもらいました)
そして、合宿が始まってからはスケジュール通りに動くのみです。
メリハリをつけてもらうために、
1時間勉強 → 休憩or運動or食事 → 1時間勉強 → …… となるように設定してあります。
勉強時間は、基本的に自力で取り組んでもらいます。
先生たちがフォローに回ることもありますが、最終的に力をつけなければならないのは生徒自身です。
自分で決めたことをしっかりと集中して取り組んでもらいました。
この合宿では、行動も目標も極めて明確です。
学校の定期試験では、問題の分析・予想とToDo(すべきこと)の洗い出しが必要なので、
自力だけじゃ難しい部分もあるのかもしれません。しかし、合宿に至ってはそんな心配はいりません。
「問題集の全ページを5回解く」「単語を300個覚える」など、シンプルなものが大半です。
「自分でも手段が思いつきやすい」というところがポイントです。
(場合によっては、講師が方法をアドバイスすることもあります)
長くなりましたので、本日はここまで。
次回からは、合宿中での出来事を中心に記載していきます。
スクールネオ 城代
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総合学習塾スクールNEO
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