模擬試験は本番を想定してこそ意味がある
本日から、模擬試験フェーズが始まりました。
スクールNEOでは、毎年12月くらいから中学3年生を対象に、ほぼ毎週(日曜に)模擬試験を行っています。
(結果は当日すぐに通知されます)
入試内容が難化している昨今では、
「本番を想定したテストを何回もやって、何回もやり直す」
この方法が実力を上げる一番の方法なんです。
去年も一昨年もですが、この模擬試験フェーズに入ってからの生徒の成長は著しかったです。
1回目の模擬試験の点数と、最後の模擬試験or入試本番の点数では、
平均しても100~200点くらい(500点満点)違います。
やはり、自分の実力やできなかった問題がすぐに分かって、
すぐにやり直しができるというのは大きいものです。
さて、この「やり直しの方法」は別の機会に掲載するとして、
今回は「模擬試験の受け方」について記載したいと思います。
一言で言うと、模擬試験は「できるだけ本番と同じにする」。これに尽きます。
開始時間や終了時間はもちろんのこと、
服装・態度・食事まで、出来る限り本番と同じにして受験するべきなのです。
カールルイス、プロ野球選手(先発投手)、五郎丸選手(ラグビー)もよく言っていることですが、
「特別な時をいかに日常に近づけるのか」。これが大事になってきます。
たとえば、入試当日だけ気合を入れて、
朝からカツ丼大盛を食べるとか、当日だけ朝5時に起きて勉強するとか、
そんなことは絶対にしてはいけません。
それをしてしまって、途中でお腹を壊したり、眠くなってしまっては元も子もないからです。
本当にそれをしたいのであれば、3か月くらい前から同じ生活をしなければなりません。
それで問題がないかを予め確認し、体を慣れさせておく必要があります。
スクールネオの模擬試験も、その視点で実施されています。
試験監督をよく知っている先生が担当するかもしれませんが、
講師も生徒もお互いに知らない人として接します。
それは生徒同士でも同じです。
試験当日に知っている友人が近くにいることはほぼないので、
例え休憩時間であろうと一切話をさせません。
(仮にこれらのルールを一度でも守れなかった場合は容赦なくお帰りいただいています)
また、昼食のメニューや服装も、出来る限り入試本番に合わせてもらっています。
昼食が重すぎて午後の試験に集中できなかったり、
試験会場が寒すぎて手が震えてしまったりなど、
入試本番で起こり得るトラブルは極力排除できるように、「環境」を経験してもらいます。
これだけ真剣に受けるからこそ、テストの問題一つ一つに対する「ショック」が生まれるのです。
間違えたり、運よく正解した問題も、答えを見たり聞いたりして、
「そうだったのか」と感じることが大事なのです。
親や先生にやらされているだけで、試験を本気で受けてない人は、このように感じることができません。
模擬試験を通して、そういった感性が働くようになれば、
自然と普段の授業での理解度も変わってくる。
そういうものだと思います。
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総合学習塾スクールNEO
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