前回の記事で、模擬試験について記載しましたが、

早速、模試の解き直しが始まりました。

スクールＮＥＯでは、基本的に「自力で」模試の解き直しをしてもらっています。
ここ数日間で自習に来た生徒は、模試の問題を睨みながらペンを走らせていました。

これは全学年に言える話ですが、
やはり本当に成績を上げたいと思うのだったら、
結局は「自分の力で」頑張るしかないんですね。

学校や塾の先生は、授業で様々な工夫をしてくれていると思います。
しかし、それはあくまで「補助」なんです。

自分で机に向かってノートをまとめたり、暗記作業をしたり、問題を解いてみたりと、
「気持ち」を持って取り組むこと。
これが勉強の第一歩だと思っています。
逆に、ただ惰性的に授業を受けていて、
勉強ができるようになることは、よほどの大天才でない限り無いでしょう。
それで出来るようになるんだったら、学校の授業一回で全部出来ているはずです。

もう一度言いますが、先生たちは「補助」です。
・理解/勉強するための道筋を示してもらう
・どうしても分からない問題に対してヒントをもらう
・覚えるために印象に残りやすい話をしてもらう
・それぞれの教科に、より興味を持てるような話をしてもらう

この点に於いては、積極的に頼っていくのがいいと思います。
しかし、これ以外のことは自力でやるしかありません。
英単語や漢字の暗記、問題演習、学校の提出物、授業態度、模試の解き直し……
自分でやれることを挙げるとキリがないです。

中学３年生は、入試まであと70日を切っています。
受験までにやっておきたいことを書きだして必要な時間を計算したら、
思った以上に「足りない」と思う人は少なくないはずです。

中学生にとっては、(人によっては)今までの人生で最大の試練です。
多かれ少なかれ、人生に影響する勝負はこれが初めてでしょう。
多少無理をしてでも頑張るなら今です。
今、本気を出さずして、いつ出すのか。
それを考えて、学習に取り組んでいただければ幸いです。