今年のお盆休みを目一杯使って、イタリアへ新婚旅行に行ってきました!
申し遅れましたが、今回の記事は完全にプライベートな内容になりますので悪しからず。
自分は、新婚旅行 (海外旅行) に対して、最初かなり消極的でした。
何より移動に時間がかかるし、言葉の壁があるし、日本のほうが好きだし、お金もかかるし、といった感じで、完全なひきこもり状態でした。
しかし、カウンセリングスクールの同級生の奥様方に「新婚旅行にちゃんと連れて行ってあげないとだめよ!」ときつく説教されたこともあり、出発を決意しました。
行先もいくつか候補はありましたが、お互いにとても行きたかった「イタリア」に最終的に決めました。
イタリアでは、ローマ、
フィレンツェ、
ベネツィア、
ミラノを巡ってきました。
まず、最初に思ったことは、「もう一回行きたい!」と強く思ったことです。
海外旅行にお金を出す人の気持ちが行く前はあんまり理解できなかったのですが、とてもよく分かりました。
自分は日本のことをとても好きです。日本の文化、言葉、芸術など、素晴らしいものだと思い、そして、それらの素晴らしさに触れたときに「日本に生まれてきてよかった!」とよく思います。
そして、その中で、どこか他国の文化を軽視していた自分がいたことに今回の旅行で気付かされました。
日本とは全く違う価値観と背景を持った文化にふれ、考え方が大きくかわったように感じます。当たり前なことですが、教科書にのっている知識をいくら積み重ねても、きれいな絵ハガキでたくさんの景色を見ていても、自分の考え方が変わるまでは行かないということです。
ローマの街中には、紀元前や紀元後数世紀の間に作られた建造物がゴロゴロとありました。街並みを残すために、新しい建物を建てることはできず、何百年も昔に建てらてた建物の中にホテルやお店があったり、千年以上前の古い石畳の上を、路面電車がはしっていたりと、日本では考えられないスケールの街づくり (街のこし) が行われていました。
「何十年後にローマに来ても、このままの景色が待っていてくれますよ。」
とガイドさんが言っていたけど、生活の不自由も計り知れない中、ローマに生きる人たちの想いの強さには脱帽しました。
外に出ること。日本を外から眺めること。日本以外の文化の可能性を知ること。必要なんだと頭では分かってたけど、体験してみないとやっぱり本当には分からないものですね。
モノを教える立場にいてとても恥ずかしいような気がしました。
まだまだ、見ていないもの、見たつもりでいるものがいっぱいあるので、これからは積極的に外に出ていこうと思います。
また、授業の中、塾のサービスの中でも、生徒にそのような体験ができるようなものを何か作っていきたいと思います。