県教委で行われていた高校入試制度改革に一定の目途が立ちました。
神奈川県教育委員会に設置された入学者選抜制度検討協議会の中で平成22年7月から審議が続けられていましたが、7月3日に決定され、今日4日に記者発表されました。
大まかな内容としては予想されていた制度の通りになりそうです。
要点だけを以下にまとめますと、、、
①現中学2年生が受験する2013年度入試から制度を切り替える。
②前期選抜が廃止される。
③2月中旬に、全日制、定時制、通信制のすべてで同一日程の「共通選抜」を実施する。
④進学校を中心に行っていた独自問題入試は廃止する。
⑤すべての高校 (クリエイティブ・定時・通信除く) で、共通の学力検査と面接を全受験生に実施する。
⑥学力検査は国語、社会、数学、理科、英語の5教科が原則。
⑦志願時に、受験生が自分の特性や長所などをまとめた自己アピール文を提出する。
⑧各高校の特色に応じて実技や自己表現といった検査も実施可能。
⑨内申点の算出方法は変わらず。2年の後期+3年後期×2。
⑩内申点、学力検査の成績、面接の比率は各高校で定める。
以上が大きな変更点と注目点です。
上記しなかったなかにも、細かい変更点がいくつかあります。
この決定から予想される13年度受験のスタイルや、動向の推察、NEOでの対策については、これからもBLOG内で扱っていきたいと思います。
数回に分けてご説明していきますので、ご期待ください!!
≪参考資料≫
カナロコ≪神奈川新聞社≫
県立高入試を2013年度から一本化、2月中旬に「共通選抜」実施/神奈川
神奈川県教育委員会 記者発表