今日は、勤務している中学校で行われた、小中一貫教育推進のための会議に参加させてもらいました。
会議には、その中学校の学区にある、3校の小学校の先生も集まり、小中一貫の取り組みを考えるものでした。
勤務している中学校では、早い時期から小中一貫の取り組みを始め、現在でも授業交流などを活発に行っています。
このような取り組みは、全国的に広がりを見せています。
では、何を「一貫」させるのでしょうか。
学区の小学校を卒業すれば、当該する中学校に自動的に進学するのが現状のシステムです。
そのなかで、「小学校で教育してきたこと」と「中学校で教育すること」に一貫性を持たせよう、というのが、現在行われている公立小中の一貫教育のモデルに思われます。
特に本校では、「児童生徒指導を一貫する」ことと「教科指導を一貫すること」に重点にいて取り組みの軸を作っていました。
この取り組みは、是非とも広まってほしいと感じます。
生徒は、「小学校では○○をしても怒られませんでしたよ~」とか「○○の教え方が小学校と違います~」などのようなことを良く口にします。
指導が一貫していなければ、生徒ももちろん混乱するし、理不尽な思いを感じてしまうでしょう。
同時に教師側もとてもやりにくい場面だと思います。
それをしっかりとした連携をもち、話し合う場をもつ、ということは当たり前にとても大切なことだと強く感じました。
小中一貫教育、これからもどんどん進んでいってほしいと思います。
NEOでも、その取り組みに参加できる部分、お手伝いできる部分を探し、取り組んでいきたいと思います。