【中学1年生】
中1にとっては中学生になり初めての学校の定期テストになりました。小学校のテストとはどのような違いがあるのか、そしてどのように準備を進めていけばいいのか。全てが聞いた話の中だけのことでしたが、今回のテストを通して、中学校のテストがどのようなものなのかは、しっかりと分かってくれたように思います。結果としては英語・数学の集団クラスの平均点が90点オーバー!!数学では平均95点という高得点を出しました。日ごろの宿題や、確認テストでコツコツ取り組んできたことが実を結んだテストになったかと思います。
対して、社会は課題が残る結果になりました。普段の塾での授業にはしっかりと取り組んで、マンスリーテストなどでもしっかりと結果を残してくれていましたが今回の中間テストでは、ノート内容や、教科書内容の一般的な理解だけでは対応できない問題が数多く出題されました。授業中に板書を取らずに口頭で先生が説明したことからの出題や、地図帳持ち込み可のテストということもあって、その場で考えて答えを出すタイプの問題が半分以上を占めました。『学校の授業の受け方』『ノートの取り方』などが今後の課題になりそうです。期末テストでは歴史に範囲が移りますが、同じような形式の問題は十分に予想されますので、そのような問題に対応できる対策を、生徒が主体となって考えていける場を作り、よりよい結果につなげていきます!!

【中学2年生】
中2は大きな成長の見られるテストになりました。1年生の学年末テストと今回の前期中間テストとの点数を比較してみると、NEOに通っている5人の中学2年生のうち、2人が全教科得点アップ!のこりの3人も5教科中4教科で得点をアップ!という、とても素晴らしい結果を残すことができました。1年生の頃に比べると、提出物に対する意識も向上してきたように思われます。

今年から作られたSLC (self learning&Coaching) の時間を有効に使い、「クリアノート」や「基礎の確認」を期日前に仕上げることができました。
教科では、理科での頑張りが目立ちました。苦手意識を持つ生徒の多い教科でもありますが、マンスリーテストへの取り組みなどに自主性が見られるようになり、大きな成長が見られた教科でもあったと思います。対して英語には課題が残りました。今後の取り組みとしては、1年生の文法から丁寧に復習をしていって、期末テストにむけて確かな文法力の基礎を再建していきたいと思います。7月中の月曜日や水金のSLC、夏期講習の中期講座など、集中的に復習のできる機会を用意致しますので、生徒の自主性を持って積極的に参加し、英語を得意教科にしてほしいと思い
ます。

【中学3年生】
3年生は、最高学年としての取り組みを見せてくれました。今回の3年生は一番の課題であった、テストに向けての危機感や、自主的な取り組み、テスト対策モードへの早い段階での気持ちの切り替えについて、2年生までの反省を生かし、大きな成長をすることができました。今回の中間テストに向けて、今年度から始めたSLCの時間のなかで、目標を明確にし、それについての取り組みを具体化することで、早い時期から自分の目標に向けて、自然に取り組めていたように思います。テスト一ヶ月目前のゴールデンウィークには、「テスト前だ!」という気合いも感じました。普段の授業や、休み時間の話の中でも、高校や進路についての質問が各生徒から湧き上がりました。この流れを期末に向けて、入試に向けてさらに大きなものにしていきたいと思います。
教科の中では、数学での成長が著しかったです。今年度、久しぶりに中3の数学を担当していますが、毎回の授業が活気に溢れ、新しい問題が自分の力で解けたときの生徒たちのとってもいい表情を見ることができ、私自身も楽しい時間を過ごさせてもらっています。現在中学3年生は9人在籍していて、5教科のテストを受けてきたので、全員合わせると45枚のテストが返ってきました。そのうち、前回の期末テストと比べて点数が上がっていたテストが32枚!!3人が全教科アップで他の3人が4教科アップでした。この調子で前期期末に向かって行って欲しいと思います。

【全体を通して】
「テスト対策補習をしない!」をテーマに取り組んだ前期中間テストでしたが、とてもいい結果につながりよかったな、と感じています。SLCの時間や、ルーティンチェクにより、日々の学習に目標が持て、具体的な行動目標が生徒一人ひとりに意識付けできるようになってきたことが大きな要因になったかと思います。ただ課題もまだまだ多くあるので、その結果も真摯に受け止め、生徒たちの自律的な成長のよすがとなる、よりよい学習方法を追及していきたいと思います。

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